



-静けさの向こうにあるもの、それは透明な気付きかもしれない
-ふとした音の気配に身をゆだねてみる
-そうすると幾つもの次元を空間に入って行ける
-津田さんのイマジナリーサウンドスケープは(心象音風景)はフィールドワークに基づいている
-かつて宮沢賢治がやった手法にも似て、いろんな世界が見えてくる
川崎義博(アーティスト)
(TAKASHI TSUDA/hofli WEB SITEより引用)
ここに収められた5曲は、2007年夏 STARNET RECODE にて、音のインスタレーション『湿度計』として発表したものを再構成し、さらに益子でフィールドレコーディングした音の風景をコラージュしたものです。
早朝「朝の水」、午前「畦道にて」、白昼「湿度計」、夕方「蒼」、夜「夜の水」、という5つの場面に沿っての5曲構成。
各曲の時間帯にあわせた作業をすることにより、早朝-午前-白昼-深夜の音の聴こえの移り変わり、また音の聴こえがもたらす心象の異なりを表現しています。
『音とは、空気振動と意識が相互に浸透する現象であり、音の作業は、相互浸透の様態を観察し定着させる試みである、という考えから、そうした作業工程が必要でもあり、またこれは「響き/聴こえ」に関して様々な発見をしていく楽しい体験でもありました。』
01. 朝の水
02. 畦道にて
03. 湿度計
04. 蒼
05. 夜の水
アーティスト:津田貴司
タイトル :湿度計
フォーマット:CD
青木隼人とのユニット「ラジオゾンデ」やhofli名義でも活動する津田貴司が、STARNETレーベルより発表した2007年作の、自主制作による2014年作成の貴重な再発盤。
※2020年の再々発盤は ジャケットデザインが変更されています。
試聴はコチラで
→https://soundcloud.com/tsuda-takashi/hoflicd12