

スティルライフなどのユニットでも活動し、Federico Durandとも共作をリリースしている、津田貴司によるソロ音楽ユニット、 hofliによる作品。
“音のカレンダー”がモチーフで、12か月分の楽曲が収録されています。
「日々の日記のようなもの」
鳥のさえずりや降雪の音、目に見える光を音像化させたような電子的な音、どの音からも空気が澄んでいくような魅力と、季節の変わり目の心のざわめきまでも捉えたような情緒を感じます。
はっきりした景色が浮かぶものもあれば、滲んだ色彩のような雰囲気のものもある。季節とは関係なく聴こえるものもある。聴く時期によって聴こえ方が変わるだろうし、意外に冬の音を夏に聴いたほうが気持ち的にはしっくりきたりもするかもしれない。
ふとしたときに季節の移り変わりを感じるように、折々に思い出したように聴いていただきたい作品です。
<収録曲>
01. 薄明のエーテル
02. にびいろ
03. 三月の水辺
04. 真珠星
05. 残丘
06. 夏至を忘れる
07. 分水嶺
08. 星を映す地図
09. 月光採集
10. O岬灯台にて
11. 渡り鳥と天気管
12. シベリア気団より
アーティスト:hofli
タイトル :十二ヶ月のフラジャイル
フォーマット:CD
レーベル :PNdB-atelier
リリース年 :2014年